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以前からやってみたかった四輪の競技のひとつに、ダートトライアル競技(通称ダートラ)がありました。
ダートラは、未舗装の路面に設定されたコースを走り、そのタイムを競い合う競技です。
ジムカーナのように、広くフラットな敷地にパイロンなどを置いてコースを作ったり、常設のコースですと盛土などでコースが作られている場合もありますが、どちらも迫力満点のドリフト走行が見られます。

四輪の競技は『ど・シロート』の私ですが、そんなダートラの練習会に参加するチャンスがあり、群馬まで行って来ました。

今回お世話になったのは、オフロードバイク仲間のU田氏。
先週、彼が

「週末はダートラでも行こうかな・・・」

と、うっかりML上で発言してしまったため、私が過剰反応を示し、雨天にもかかわらず半ば無理やりU田氏に同行してもらいました。

だって、ダートラ経験者なんて私のまわりにはU田氏しかいませんし、私なんて乗りたいという気持ちだけで、ダートラ用の車も持ってなければ参加するための要領も何もわかりません。
練習会に連れて行ってくれて、指導してくれて、その上車まで貸してくれる人なんて、日本中探してもそういるもんじゃないと思います。<よいしょっ!?

今回乗せてもらった車はレビンのAE111です。
U田氏はダートラを専門にやっているわけではなく、ラリーに使っていた車をたまたま譲り受け、パッと見はノーマルっぽい外観を保っています。

が、ときどき競技会にも参加しているだけあって、リヤシートは外され2名乗車に変更登録されていたり、アンダーガード、ロールバー、機械式LSD、4点式ハーネスなど必要な装備はもちろん備わっています。

この日は朝まで雨が降っており、コースは完全マディ。
ドライ用のタイヤで自走して行きましたが、現地に着いてから積んでおいたマディ用タイヤに交換。

最初は助手席に乗り、U田氏のドライビングでコースの解説をしてもらいながら走行。
そして、いよいよドライバー交代。
初めてのダートラコースに、かな〜り緊張しながらコースイン。
で、とりあえず1速でアクセルを踏み込みますが・・・

あれ?進まない。
エンジンは吹けるのですが、タイヤが全くグリップしません。
思った以上にスリッピーな路面のようです。

じわじわとグリップを探りながらアクセルを踏み込み、慎重にコーナーをクリア。

少し広いエリアに出てきたところで、2速にシフトアップ。
車速が上がってきたところで、次のコーナーへの進入。
アクセルを戻してタックイン気味でステアを切り込みますが・・・
あああぁぁぁぁ・・・曲がらない・・・・・・
フットブレーキをちょんちょんちょん・・・
うううぅぅぅぅ・・・曲がらない・・・・・・

マディでの車がこんなにも曲がらないものとは、思いもよりませんでした。

かつて、砂利の路面を走った経験はありますが、これほどまでにコントロールできない状況にはならなかった気がします。
とにかく、ステア操作とアクセルワークに気を使い、フロントタイヤのグリップを失わないように心がけました。
レビンのAE111はFFですから、アンダーを出しちゃうとスピードを落とす以外にグリップを回復させる有効な手段がないようです。
サイドブレーキで無理やり曲がろうとしましたが、フロントがグリップしていないとほとんど意味なし!

その代わり、きちんとフロントに荷重させて旋回のモーメントを発生させることができると、面白いようにリヤが流れました。
そのまま流しきれればサイコー!なのですが・・・現実は・・・なかなか上手くいきません。。。

オーナーのU田氏からのアドバイスに、こんなのがありました。
「グリップの悪い路面でアンダーを出した状況だと、例えばステアが1回転したまま直進していることがあります。ステアの蛇角状況がわからなくなってしまい、真っ直ぐだと思っていると、グリップが回復したとたんに、LSD付きのFFは突然ステアを切っている方向へ向きを変えます。ステアの向きには常に注意していて下さい。」

舗装路では考えられない事ですが・・・実際に走ってみたら、『ステアが1回転したまま(ほぼ)直進している状況』はすぐに現れました。

アンダーを出してしまったが広いエリアに出たところなので、アンダーを出したまま加速を優先させてアクセルを踏み込む。
しかも路面に傾斜(登り方向)があったりすると、さらにアンダーは強くなるので、ステアの切り込み量を増やす。
(この時点でステアは2回転している。)
やっと車の方向と行きたい方向が一致してきたのでステアを1回転戻す。
(車の曲がり具合が少ないので、本人はステアを1回転戻した時点で直進状態と勘違いしている。)
ステアを戻すことでグリップが回復し、車はステアを切った方向へ急激に向きを変えようとする。
や・・・やばいっ!まだ1回転切っていた・・・
すぐにU田氏の言葉を思い出して、ステアをもう1回転戻す事ができたが・・・もうちょっと遅かったら『直線スピン』を喰らうトコでした。(汗)

この競技会では、午前と午後の2回づつタイム計測をしてくれました。
U田氏のタイムが約1分20秒だったのに対し、私のタイムは3秒落ち。

万が一、ダートラ初体験の私がU田氏よりもいいタイムなんか出しちゃったりしちゃった日にゃあ、これを機に、バイクをやめてダートラに転向してしまおうかなんて考えていましたが・・・
世の中、そう甘くはなかったようです。
なので、もっともっとオフロードバイクで修行を積んでから、またダートラに挑戦してみたいと思います!?


これが、ダートラ初体験の私の走りです。
アンダーをうまく消す事ができず、なかなかインにつけませんでした。

これは、U田氏の走り。
スピードに乗せて1つ前のパイロンへ進入してきます。普通はその次がきつくなって大回りしてしまうのですが・・・
リヤを振ってきちんとインにつけてきました。<さすが!

ランエボVの走り。
やはり、最強クラスの走りは異次元でした。

 

こちらはエボW。かなりイケイケで『踏む』人でした。(笑)
途中でマフラーが折れて(!)落ちてしまったほど激しい走りでした。(汗)


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