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以前、海外ラリーにWR400Fで出場した人が、スロットルバルブプレートが破損し、その破片がエンジン内に入って大破し、やむなくリタイヤしたという話を本人から聞きました。
また、この部品は消耗品なので定期的に交換しなければならないという話もどこからか聞いたことがあります。

私のWR400Fは、新車で購入して、上記部品は一度も交換したことがありませんでした。
が、私のと同じ
99の400Fに乗る友人のU田氏は、すでに何回か交換しているとのことで、それを聞いたらかなり不安になりました。
また、YZ-F/WR-F専用のBBSでもちょうど話題になっていて、すぐに自分のも交換しようと決意。特に不具合もなかったし約\8,000の出費は痛いけど、エンジンを壊してからでは遅いので・・・

交換手順は以下の通りです。(せきぴー作成の作業標準より抜粋)

順序

作業内容

使用工具

1.

フューエルホース取り外し(燃料コック側)

マイナスドライバー

2.

シート・タンク・シュラウド取り外し

Tレンチ10mm

3.

スロットルポジションセンサーのコネクタ取り外し

HAND

4.

エアカットバルブの接続ホース取り外し

マイナスドライバー

5.

ホットスターターのエアバルブ取り外し

Tレンチ8mm

6.

イグニッションコイル取り外し

六角レンチ5mm

7.

スロットルバルブカバー取り外し

六角レンチ4mm

8.

スロットルケーブル(戻し側)取り外し

スパナ10mm

9.

スロットルケーブル(引張り側)取り外し

スパナ10mm

10.

インシュレータ側クランプボルト緩め

六角レンチ3mm

11.

エアクリーナ側クランプボルト緩め

プラスドライバーP3

12.

キャブレター本体を左に引き出す

HAND

13.

バルブレバーハウジングカバー取り外し

六角レンチ3mm

 

14.

ロックナット取り外し

BOXレンチ10mm

15.

アジャストスクリュー取り外し

マイナスドライバー

16.

スロットルバルブ取り出し

HAND

17.

スロットルバルブプレート交換

HAND

18.

以下、逆の手順にて組み付け

作業自体は別に難しくありません。ニードル調整をするときとほぼ同じ作業です。
ただ、スロットルバルブを取り出したのは初めてで、最初はどうしたら出てくるのかちょっと悩んでしまいました。とりあえず関係ありそうな部品を外してみます。
シャフトに付いているロックナットを外したら、バルブを開閉しているバルブレバーがシャフトから少し空回りしました。が、穴がアジャストスクリューに当たりそれ以上レバーは動きません。
で、そのアジャストスクリューを抜くと、スロットルは完全に空回りし、バルブレバーローラーはバルブから外れ、バルブを取り出すことが出来ました。こうしてみると、FCRの構造って、円筒状のバルブをただフラットにしただけではなく、いろいろと工夫されているんだなと、設計者に対して改めて感心しました。

ただ・・・どうしても理解できない点がひとつ。

スロットルバルブについているローラーですが、4個のうち3個はベアリングが付いていて、残りの1個は直付けでした。(かなりゆるゆるな軸と穴)

しかも、この直付けのローラーの直径を計ったら他の3個(ベアリング用ローラー)よりも若干小さく出来ていました。磨り減った訳ではありません。直付けのローラーだけは新品に換えましたから。
この直付けローラーだけはパーツリストに載っていたので発注できましたが、ベアリング用のやつは品番が載っていません。バルブアッセンブリでしか交換できないということでしょうか?

そんな疑問を残しつつも、外したプレートと新品のプレートを見比べてみると、新品には『L』と大きな文字が刻印されています。
また、品番も末尾が-00から-01に変わっているので、もしかしたら対策部品かも?

今まで使っていたプレート、エンジン側から見て右下の端に、1mmくらいのくぼみがありました。何かに当たったような・・・?
こんな場所に当たるようなモノは無いハズですが。

なんにせよ、ここを起点に亀裂が発生する恐れは充分あるため、このタイミングで変えておいて正解だったと思います。

あとは、バルブ本体をよ〜く洗って、プレートの裏側に新品のシールを組んで、外した時の逆の手順で組んで完成!
これでしばらくは安心して乗れます。


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