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NISSAN CARAVAN LONG 4WD 2.7D GL (E24/前期型)


仕様および装備

  • 型式:E24
  • エンジン:TD27
  • 5速M/T
  • パートタイム4WD(ただし、副変速機なし。おまけにフロントフリーホイールハブも設定なし。)
  • Limited Slip Diff(純正オプション)
  • ツインヒーター(純正オプション)
  • シングルエアコン(だって、デュアルにすると10万円高って言われて…)
  • ワゴン用大型ウィンドーバイザー(純正だけど…バンのカタログには載ってない)


変更個所 (追加装備品)

1.補助灯:CIBIE スーパーオスカー H1 85W ゴールド

2.ランプステー:ステンレス製のワンオフ物を中古でもらった

3.バックランプ:35W

4.ステアリング:NARDI GARA3 MOMO RACE

キャラバンを納車して10分後にはNARDIに交換。その後老朽化によりMOMOに交換。

5.ホーン:車内切り替えスイッチ付き

@エアーホーン:ヤンキーホーンミニ
Aヨーロピアンホーン:klaxon TR99

6.オーディオ:3WAYマルチアンプシステム

ヘッドユニット:carrozzeria KEH-P44
クロスオーバーネットワーク:carrozzeria CD-635x
高音用アンプ:DSP入力回路を利用してヘッドユニットの内蔵アンプを使用
中音用アンプ:DSP入力回路を利用してヘッドユニットの内蔵アンプを使用
低音用アンプ:carrozzeria GM-X402
高音用スピーカー:Technics(もらい物/詳細不明)
中音用スピーカー:ADDZEST F-262(16cm+4cm同軸2WAYスピーカー)+自作ボックス
低音用スピーカー:ADDZEST SRB2500(25cm×2)
CDチェンジャー:carrozzeria CDX-P1270
レベルメーター:もらい物(メーカー不明)

7.テレビ:CITIZEN(5型)

8.無線機

本体:YAESU FT-51
パワーアンプ:TOKYO HY-POWER HL-722D (20W)
アンテナ:DIAMOND SLIM GAINER AZ510

9.ソーラーチャージャー:最大125mA(メーカー不明)

10.ソーラーファン:(メーカー不明)

標準の太陽電池を取り外し、タミヤ製1.5Vを2個直列してダッシュボードに設置。

11.DC-ACインバーター:130W

12.扇風機:18cmクリップファン(100V仕様)

13.空気清浄器:CAR MATE AIRFEEL IONIA

14.室内灯:蛍光燈増設(常時点灯可)

15.カーテン:実家で使っていた『お古』を利用

16.ベッド:自作

ベース板:コンパネ+角材
クッション材:ダブルベッド用マットレスを2枚重ね
生地:ビニールレザー

17.荷室の床を板張り:コンパネ+フローリング風床材

18.フック増設:12箇所


ちょっとだけフォトギャラリーのコーナー!(自作ベッドの紹介)

運転席まわりには、いろいろなモノがついております。
テレビ・無線機・後付けスイッチetc…

荷室です。板張りした上にフローリング風マットを敷いています。
掃除はかなり楽になります。

ベッドはこのように、外側のマットを裏から引っ張って、ボディに引っかけて固定してます。

ベッド格納時の状態。
折りたたむとタイヤハウスとほぼツライチ。

タイヤハウスにフタを付けて、隙間を収納スペースとして利用。

このように、右側のベッドの根元と二つのベッドの連結部分に蝶番を使って折りたたんでいます。

格納時に干渉しないよう、二つのベッドの足をずらして取り付けました。

完成!
セカンドシートの背もたれを倒せば、フルフラットになります。

ベッド下のわずかな空間が、けっこう役に立ちます。
このベッドの下にスキー板を9人分押し込んだ実績もあります。

運転席側から見たベッドルーム♪
ちなみにベッドはコンパネにマットレスを敷いて、ビニールレザーで包みました。程よい軟らかさが快適な睡眠を誘う?

その後、2枚のベッドを連結している蝶番を分離可能なタイプに変更。
それにより、2枚のベッドを分離することが可能になりました。

1枚のみ足を出して設置。

このベッドの格納方式では、ベッドを設置した際に、どうしても壁側にベッド1枚分の隙間が出来てしまいますが、この隙間に外したもう1枚のベッドを立てて置けば、背もたれとしても違和感なく利用できます。


 

せきぴーのキャラバン物語

100系ハイエースが登場してからというもの、ハイエースがトランポの主流となった事は否定できません。
そんな世間の情勢の中、私がキャラバンを選ぶに至った経緯をここで説明します。

(ただ単に私が『あまのじゃく』だからとか、『へそ曲がり』だとか、『ハイエース』っていう名前がカッコ悪いという致命的な欠点があるとか・・・そういう理由ではありません。)

キャラバン購入当時、私はMR2(AW11)で箱根をうろちょろ走っていた、コゾーみたいなもんでした。
初めてのオフ車であるDT200R(3ET)を手に入れてからは、レースなどにも出場するようになり、トランポの必要性を感じてきました。

その頃、私のまわりの仲間は、4WDのピックアップトラックを楽しんでいる者が多くいました。当然、私も4WDのピックアップで、みんなと河原で遊びたい!でも、当時FISCOでスポーツ走行をすることもあったので、RZVも積めるトランポが欲しい・・・

友人のダットサントラック(4WD)を借りて、RZVを積んでFISCOに行ったことがありますが、ものすごく大変でした。
ラダーレールを2本使い、ビールケースで中継。踏み台用のビールケースも必要です。
反対側を支えてもらいながら、エンジンをかけてなんとか登りました。とても一人じゃ積み下ろしする自信がありません。

断腸の思いでピックアップをあきらめ、バンの購入を決意しました。でも、4WDだけはあきらめきれず、当時はまだ珍しかった4WDのバンをターゲットにしました。
これなら河原で4駆遊びもできるし、DTだって、RZVだって積める!

で、最初は中古車を探したのですが、当時はまだ、4WDのバンなんてほとんど流通していない状態でした。そこで、中古車をあきらめ新車購入に踏み切った次第ですが、とりあえず狙うはキャラバンとハイエース。
MR2を買った中古車屋さんで新車のキャラバンの見積もりを取り、トヨタのディーラーではハイエースの見積もりを。

価格、値引きともほとんど差はありませんでした。しかし、中古車屋さんではMR2の下取りが思いもよらぬ高値!>50万
ところが、トヨタは自社製品であるからと期待していたにも関わらず・・・30万。
これ、かなり効きました。

※実は、キャラバンの商談が成立したあとで、トヨタのディーラーからTELが入り、
「MR2の下取り、思い切って40万でいいですよ!」
お話になりませんな・・・

あと、重要ポイントとしては・・・

トランポとして使う以上、車内にフック等の増設を計画していたので、内装フルトリムである上級グレードを避け、ひとつ下のグレードを検討。
キャラバンは下のグレードから上のグレードまで、タコメーター・パワーウィンドウ・フルフラットシートという、私的には絶対に外せない項目が標準装備されていましたが、ハイエースの場合、S-GL以外は上記装備が全くありません。
まあ、DXとか安く購入したい人(業者さんとか)にはいいかもしれないけど、せめてGLクラスにはオプション設定くらいしといてくださいよ!トヨタさん!

じゃあ、S-GLを買って内装を外すか・・・とも考えましたが、ハイエースのS-GLは荷室が狭く、フルサイズのオフ車が真っ直ぐ入らない事をこの頃知りました。
この事は今でこそ常識で、セカンドシートの移設キットなども出回っておりますが、当時は1台しか積めないハイエースの荷室にかなりがっかりしたものです。これも大きなマイナスポイント。

それから、デザイン的にも私は角張った車が好きです。
フェラーリ・BBよりもランボルギーニ・カウンタック、ユーノス・ロードスターよりもMR2(AW11)と、このカクカク好きがキャラバンに軍配が上がった理由のひとつカモ?

4WDの点から言えば、副変速機やフリーホイルハブが装備されてるハイエースの方が、文句無しに優れていますね〜。キャラバンの4WDは、ホントにちゃちです。
まあ、通常の未舗装路や雪道では副変速機が欲しいとは思わないし、フリーホイルハブがないかわりに、高速走行中でも2WDと 4WDの切り換えが気楽に行えます。

あと...私がキャラバンに乗っている一番の理由は...
きっと、二輪部の先輩が乗っていたキャラバン(E23)の影響が大きかったのではないかと・・・

これぞワンボックス!という風貌の、垂直にそそり立ったフロントガラス。
まるでトラックと言わんばかりの、水平に取り付けられたハンドルとコラムM/Tシフト。
低い眼光の鋭いガンたれ4灯ヘッドライト。

E24以降、コラムシフトや4灯ヘッドライトは廃止されましたが、垂直に近いフロントガラスや低い眼光のヘッドライト、角張ったデザインなど、ハイエースにはない『男臭さ』、『ワル』、『ワイルド』さを引き継いでおり、キャラバンだけの重要ポイントだと言えます。

また、先輩のキャラバンは、当時としてはかなり前衛的な30cmウーファー、60偏平タイヤ、後付けパワーウィンドウ、荷室人工芝、リヤガラスステッカー貼りまくり等など・・・
あくまでも、バニングとは違った渋さと実用性と、ちょっとの自己アピールを兼ねた装備であると共感しました。
これこそが、トランポとしての『正しい姿』だと・・・

先輩のキャラバンは当然2WDでしたが(E23には4WDは存在しない)、私は4WDを選択したため、先輩のとは違う、どちらかというとパリダカに出てくる『カミオン』のような雰囲気をイメージしました。
部分的に比較すれば、その先輩のキャラバンとは正反対の趣向に見えますが、トランポ作りに関するスピリッツは、共通する何かがあると感じております。<私だけ???

ただ、いくら4WDとはいえ、今考えるとキャラバンにはずいぶん酷なことをしたと反省しております。
納車したその日に河原へ降りて、とりあえず2WDでスタックするとこまで行ったり・・・
その後も、ハブが完全に水に浸かる深さを川渡りしたり、4WDで完璧にスタックして、見知らぬ人のランクルのウィンチで助けてもらったり・・・
そんな無茶な使い方にも、我がキャラバンは音を上げず、14年間がんばってついてきてくれた頼もしいヤツでした。

 


思い出シーン

14年で23万キロという長い長い年月を共に過ごしたキャラバン。
今でもはっきりと覚えている出来事を回想します。

・納車して一番最初にしたことは、すぐに家に帰り、準備してあったステアリング(NARDY GARA3)に交換した。納車後10分の出来事だった。

・納車してステアリングを換えた直後に向かったのは、相模川の河川敷。2WDでスタックする所まで進み、4WDに切り替えて脱出した。

・ウィンドウのフィルム貼りに丸3日かかった。特にリヤハッチのガラスは微妙に3次元形状なので、伸びない市販のフィルムは、伸ばしては浮き、伸ばしては浮きの繰り返しだった。

・相模川の河川敷を走っていたら、スタックした乗用車のカップルに助けを求められた。その車を牽引している最中に、さらに2組のカップルが順番待ちしており、合計3台の乗用車を助けた。

・相模川の河川敷で、ちょっとヌカっている所に入ったら思いっきりスタックした。4WDに切り替えても脱出することができず、近くで見ていたランクルのドライバーがウインチを使って引き上げてくれた。その夜、独身寮の洗車場で泥まみれになったキャラバンの下回りを3時間かけて洗った。

・関東全域に大雪が降った時、マッド&スノータイヤで走っていた。信号のない小さな路地の交差点で、4WDでアクセルを踏み込んだらどういう挙動をするんだろう?と、試してみたらあっけなくスピンした。中途半端にカウンターを当てていたので、ちょうど横向きになって道路を塞いでしまい、何回も切り返してようやく復帰した。

・スキーに行った時、道を間違えたのでUターンしようとし、他の車の通行がなかったのでサイドターンを決めようとしてサイドブレーキを引いた。が、キャラバンは4輪ともロックして真っ直ぐに滑って行くだけでUターンできなかった。この時、リジット4WDがどういうものなのかちょっと理解できた。

・歩道に片輪を乗り上げて駐車した時、段差を乗り上げるにはフロントタイヤを駆動した方がよいと思い4WDに切り替えた。左の前後輪がきっちり乗り上げてからハンドルを目一杯切ったとたんにエンストした。2WDに切り替えようとしても、フロントの駆動系に力がかかったままの状態だったので止まったままでは切り替え不能。かなり焦ったがエンジンをバンバン吹かして超半クラで車を動かした。またしてもリジット4WDというものを少し理解することができた。

・真冬のある日、雪がうっすらと積もった箱根の旧道の登りを4WDで走行中、仲間の車がついて来ていない事に気付いた。Uターンして様子を見に行こうと思い、サイドブレーキを引こうとした瞬間この車がリジット4WDであることを思い出した。仕方なく2WDに切り替えたところ、登り坂で後輪はグリップを失い失速。サイドターンできるスピードまで加速できなかった。そこで、まず4WDに入れ、サイドターンできる速度まで充分加速。スイッチで2WDに切り替えたら、速度が落ちる前にすぐさまサイドターン敢行!この技は見事成功し、無事にUターンすることができた。

・会社の同僚達と合計9人でスキーに行った際、キャラバンに5人が車中泊した。運転席と助手席はフルリクライニングで1人ずつ、セカンドシートに横向きで1人、ベッドに2人。狭いけどなんとかなるもんだと実感。ちなみにベッドの下には9人分のスキーとストックが収納できた。

・長野県のEDに向かう途中、友人のハイエースS-LONGと一緒に一般道の峠道をいい勢いで下っていたら、キャラバンのブレーキがフェードした。少し休ませたらブレーキタッチは回復したが、ローターが歪んでしまった。

・かつて、ヒッチハイカーを乗せてあげた事が2度ほどある。
1度目は日光方面にトランポ+林道ツーリングに行った帰りの細い県道。アメリカ人の若い女性で、2・3km先の温泉旅館まで乗せてくれと『英語』で頼まれた。私のカタコト英語がなんとか通じたようで、「Have a nice trip!」と明るく挨拶をして別れた。
2度目は1人でスキーに行った帰り道、夜の国道で、行き先を書いたプレートを持った男が立っていた。彼は『詩』を書いてそれを売って旅をしていたが、とても大きな荷物を2つ持っていて、乗用車のトランクにはおよそ積めない量だった。このときの彼の所持金はほとんどなかったので、彼に詩を書かせてそれを買ってあげた。その金を握って彼は深夜のマンガ喫茶に消えて行った。

・地元の山道を登ったとき、タイヤが鳴くくらいがんばって走った。後ろの乗用車が少しづつ離れていったのは、キャラバンのコーナリング速度について来れなかったのか、もしくは限界を超えそうな走りに危険を察知したのか・・・よく考えてみたら、キャラバンのあまりにひどい黒煙に耐え切れず、車間距離を大きく取っただけかも知れない。

・最高速度はメーター読みで120km/h。タイヤの外径が標準よりも若干大きいので実際にはもうちょっと出ているかもしれない。が、所詮そんな程度。高速道路で右側を走る事はめったにない。

・映画ワイルドスピードを見た帰り道、信号待ちで後続車に追突された。キャラバンの頑丈な鉄バンパーにはキズ・凹みとも見当たらず、追突したシビックのフロント回りが結構破損した。一生懸命謝る若い兄ちゃんがかわいそうだったし、ワイルドスピードを見た直後だったので、あの映画の内容に比べたらこれくらいの事でガタガタ言ってはいられない・・・と思い、そのまま帰した。

・「昨日、○○のあたりを走ってませんでしたか?」と、いろんな人によく言われた。

・遠征記録としては、北は北海道の千歳、西は京都。どちらもオフ車積載状態で、ちゃんとトランポとして役目を果たした。

・キャラバンとのお別れは富士スピードウェイ。ここで待ち合わせして次のオーナーへ引き渡した。朝は良い天気だったが徐々に天気が崩れ始め、送ってもらった最寄の駅で、キャラバンが走り去る時はものすごい豪雨になった。キャラバンの別れの涙を全身で受けた。

 

「さようなら・・・キャラバン・・・」。


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